元禄七年奈良での吟。重陽の節句(九月九日)を奈良で迎えた。菊の香があたりに漂っているが、自分が行く奈良にも美しい菊が咲いていて、その中の静かな寺々でみ仏達が静かな微笑をたたえて待っているであろう、の謂。
か
きく

美しいかなのお手本  川邊尚風  著 より
まつお ばしょう
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菊の香やならには古き佛 達   松尾 芭蕉
ほとけたち
ふる

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