かわ
みやしたすいしゅう
筍から成長していく竹は、下方の節から次第に皮をぬいでいく。皮を落としながら若竹となってすくすくと伸びて行くあの竹林のすがすがしい景は、夏来るの感を深くする。皮を脱ぎきった竹を眼前にして、人間の壮麗に喩えている。

たけそうれい
美しいかなのお手本  川邊尚風  著 より
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皮を脱ぎ竹壮麗となりにけり   宮 下 翠 舟

読み

ぬ

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