碇泊している舟の苫に落ちていた雨のしずくの音が聞こえなくなって、夜更けのしぐれの雨は雪になっていく。苫で屋根をふいた小舟にしぐれが降りかかって音を立てていたが、夜中過ぎに雪に変わり、静かに降りかかっている。
ふねとま
よ は 

美しいかなのお手本  川邊尚風  著 より
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とまり舟苫のしずくの音絶えて夜半のしぐれぞ雪になりゆく   村田晴海
おと
た
ゆき
むらたはるみ

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